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弘前大で初の学生説明会 北海道で働こう、道内から19社参加

2018.01.16(火)

共同求人委員会は10月30日、弘前大学で4年生対象の「企業説明会」と3年生以下対象の「北海道企業セミナー」を初めて開催しました。

道内の製造業、建設、IT、食品関連業など19社が出展。学生は3年生を中心に15人が来場しました。

同大は北海道出身者が多いのが特徴です。2018年の卒業生の内369人、全体の28%が道内出身者で、Uターン希望者が多いと佐々木宣子就職支援室長は言います。一方、道内企業の情報が少なく、故郷で働きたくても働けないとの学生の声を受けて今回の企画となりました。

参加した企業は「道内志望の学生が一定数いることが分かり、来年だけではなく2019年以降への布石になった」「冬休み中の企業訪問を提案できた」とおおむね好評でした。

一方、学生は「さまざまな業界の方々から詳しい説明を聞くことができ、とてもいい機会になった」「北海道の企業がたくさんあってよかった。より一層北海道に戻りたいという気持ちが強くなった」と語っていました。

19年春採用に向けた求人活動がいよいよ始まります。売り手市場と言われる中で、中小企業の魅力を伝え、道内で働く若い世代をどう増やすか。共同求人委員会は、東北や関東方面も視野に入れた幅広い活動を展開していく予定です。

(中小企業家しんぶん 北海道版 2018年1月15日号より転載)

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