インクルーシブ委員会 勉強会①
2021.09.18(土)
9月17日(金)はインクルーシブ委員会が会内勉強会を開催し、委員・オブザーバー25名がオンラインで参加しました。インクルーシブ委員会は2020年4月に障がい者問題委員会から名称を変更し、障がい者雇用問題の他にも児童養護施設の子どもたちの進路、就職困難と呼ばれる人々の雇用の問題にも取り組んでいます。
今回は障がい者雇用についての勉強会として開催し、障がい当事者のお二人から声を届けていただきました。1人目は視覚障害者(弱視)のルールリマブランチ代表の杉本梢さん。障害理解についての啓発活動を行っている杉本さんは、障がい者雇用が会社の生産性を高めた事例を紹介しながら、 障害当事者への配慮だけに止まらず周りの社員も障害理解を進めて会社全体で取り組むことが大切と語ります。
2人目は脊髄性筋委縮症のため電動車椅子で生活をする佐々木美紅さん。13年間務めた旅行会社で周りの上司や社員が障害について理解し寄り添ってくれた経験を語り、自身の経験を語ることで誰かの役に立ちたいと明るく前向きにお話いただきました。
質疑応答でも参加した委員から質問や感想が出されて、あらためて障がい者雇用のあり方について理解を深めました。