コロナ時代の経営戦略!~会員企業の実践報告から学ぶ~(第6回)
2021.10.02(土)

9月27日の札幌支部連続企画・コロナ時代の経営戦略!第6回は、(株)MUSBUプラットフォーム 代表取締役 布広 尚幸 氏(中央西地区会)が報告しました。
同社は2017年に設立、1.住まいの相談窓口(住まいの相談窓口むすぶ)2.カフェ(cafestand musbu)3.レンタルスペースの事業があります。全て業種が異なりますが、地元密着で住まいの相談窓口を営むには欠かせないと話し、それぞれの特長や関連性について説明しました。
新築住宅の約9割は地元の工務店で建てられ、顧客にとって一生に一度の買い物になるにも関わらず、何を検討すればよいか分からずに各社の比較にかなりの時間を要します。
同社は地元の工務店に特化し、顧客と業界の橋渡し役になるためのきめ細かいフォローを実現する仕組みを実践しています。
そして顧客との接点づくりにカフェやレンタルスペースが大きく作用し、最近ではコーヒーや苺パフェといった提供メニューが話題になるなど、地域での存在感を高める役割を担っています。
布広社長は中小企業が生き残るには、差別化するための徹底したポジショニングと、現状に満足しない永遠のスパイラルアップが欠かせないと語ります。
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