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コロナ時代の経営戦略!~会員企業の実践報告から学ぶ~(第8回 橋谷社長)

2021.10.21(木)

10月18日(月) 札幌支部連続企画・コロナ時代の経営戦略!が開催されました。第8回目となる今回は、橋谷株式会社の橋谷社長に函館の貸別荘からオンラインでご報告いただきました。

「二度の戦争を乗り越えた企業に学ぶコロナとの付き合い方」というテーマで、会社の歴史、同友会での経営指針作成、企業存続の秘訣についてお話頂きました。

業務用食料品及び家庭用食品卸売業、不動産業、倉庫業、貸別荘業をされている創業126年の同社で4代目として会社を引き継ぎました。

創業時から明文化されていなかった理念や指針を作成するために「経営指針研究会」に参加します。先代がどうして会社を設立したのか、2,3代目はどんな想いで経営をしてきたのか、自社の長い歴史を紐解きながら自身の経営に対する目的を明確化しました。

経営指針作成中、先代は今の時代とは比べ物にならない苦労やリスクを背負いながら、まさに「命がけ」で変革を遂げながら会社経営をしてきたという事実が見えてきました。

歴史ある企業は皆、常に時代と共に変化を続け生き残っています。戦争や今回のコロナなど、消費者の価値観を大きく変える出来事はビジネスチャンスであると橋谷社長は言います。経営者はリスクを背負ってもチャンスを掴み、流れゆく時代の中で伝統を守りながら「今現在の社会に必要とされている企業」を目指し変化し続けることが企業存続の秘訣であるとお話されました。