2022.02.18(金)
2月9日(水) 札幌支部連続企画・コロナ時代の経営戦略!が開催されました。第13回目となる今回は、サンマルコ食品(株)の藤井幸大専務に「進化問われる今、自らの真価を考える」をテーマにオンラインでご報告いただき、約70名の方が参加しました。
2010年に同社に入社した藤井専務は、12年に日本コロッケ協会を設立し会長に就任。メディアの取材や地域おこしを通して、コロッケの素晴らしさを全国に広めてきました。
地震や台風の影響が残る中でのコロナ禍で、売り上げがさらに減少しましたが、「なぜ北海道で食に関する事業をしているのか」と事業の意義を問い直し、今だからこそ事業の軸を固め、新たな企業価値を見出していこうと方針を打ち出しました。
具体的には「コロッケと言えばサンマルコ」と言われるよう、自社でコロッケ専門店を展開したり、食を通した健康づくりのためにメディカルフード事業を進めています。
新たな取り組みであるメディカルフード事業は糖尿病患者に向けてスタートし、食品メーカーの強みを生かした「おいしい健康食品」を作り上げ、ゆくゆくは幅広い人々に提供することを目指します。
最後に「コロナ禍で大変だったが、自社の真の価値を考えることが出来た。今後も進化し続けながら、北海道の食の素晴らしさを届けたい」と抱負を語りました。
こちらで例会の様子をご覧いただけます。↓