札幌市産業振興ビジョン懇談会を開催
2017.03.09(木)

同友会札幌支部は3月9日に「札幌市産業振興ビジョン懇談会」を開催し、会員および札幌市経済観光局の方合わせて46名が参加しました。
札幌市産業振興ビジョンは、2011年から2022年までの10年間の市内産業の発展のビジョンを示したもので、同友会等の団体と意見交換をしながら2011年1月に策定されました。しかし、国内・国外の情勢変化に伴い札幌市では昨年からビジョンの改訂に取り組んでいました。昨年2月、6月には素案に対する意見交換会を同友会でも開催しており、今回の懇談会はそれらの意見を踏まえて今年1月に実際に改訂された改訂版ビジョンへの理解と、産業・行政一体となったビジョンの推進を目指し開催したものです。
冒頭、札幌支部の宇佐美支部長は「行政が何かしてくれるのを待つのではなく、企業として何ができるか、行政と一緒にどのように取り組むかを考えていこう」と挨拶しました。
札幌市経済観光局 経営企画課の影山課長から改訂版ビジョンの特徴について報告いただいたのち、ビジョン内でも重点分野となっている6つのテーマ(商業・経営支援、ものづくり、食・健康・医療、IT・クリエイティブ、観光、人材育成)についてグループに分かれ、札幌市の担当部局の方々にもご参加いただき、双方が忌憚のない意見交換を行いました。
最後に、影山課長は「札幌市はこれまで様々なことに取り組んできているが、本日の意見交換を通してまだまだ周知しきれていないということを実感した。市の取り組みを発信していくとともに、今後も皆様と直接お話しができる機会を作っていきたい」と感想を述べました。