2019.10.24(木)
東地区会は10月21日、23名で10月例会を開催。「地元企業の発展へと繋がる地域連携の在り方」をテーマに、新道東町内会とさっぽろひかり福祉会の実践報告に学びました。
2001年の同福祉会の建設計画時、大阪池田小学校殺傷事件が起こり、精神障がい者に対するマイナスのイメージから、地域住民による建設反対運動が起きました。
同町内会役員の熊谷洋子氏は「当時私たちは障がい者施設の勉強会を行い、町内の反対意見を持つ住民宅を一軒一軒まわり説得しました。現在同福祉会は町内会活動の拠点として地域に浸透しています。『知らないことは偏見に繋がる』と、その時初めて気が付きました」と語りました。
同福祉会の小畑友希常務理事は「私たちは地域の夏祭りや震災時の炊き出しなど町内会と連携し、地域への障がい者の理解を進めてきました。地域との『顔の見える関係』が企業には必要なのだと実感しています」と、施設発展の歴史を振り返りました。
関連タグ:
地区会