女性経営者部会全国交流会を開催(6/16、17)
2016.09.04(日)

中同協第19回女性経営者全国交流会が6月16―17日、旭川市で開催されました。「北の大地で凛と咲く」をスローガンに、4月の熊本地震で被害を受けた熊本、大分県を含む42同友会から653人が参加しました。
北海道開催は、1999年の函館以来2回目。会場が公共施設のため、天候の問題や、会員中心の設営・運営体制をどう築くか検討を重ね、道北あさひかわ支部、女性部会「野花の会」を中心に北海道が総力を挙げて設営しました。
1日目の全体会は、守和彦北海道同友会代表理事のあいさつに始まり、鋤柄修中同協会長が「各企業で女性が働きやすい環境づくりを実践し、地域のお手本となる企業づくりに励んでほしい」と話しました。
来賓の高橋はるみ北海道知事による祝辞に続き、広浜泰久中同協幹事長が「社員の幸せだけではなく、経営者自身が幸せと感じ、輝いていなければならない。自己成長し続けられる環境をつくり、皆さんには地域の先頭に立ってもらいたい」と問題提起しました。
全体会後、事業承継や社員との信頼関係の構築、移動分科会など8つのテーマの分科会に分かれ、学びを深めました。
nonno(ノンノ)テラスと名づけた懇親会は、大谷薫実行委員長、西川将人旭川市長の歓迎あいさつで開会。あいにくの悪天候のため、室内での開催となりましたが、旭川名物の新子焼きやチーズ、アスパラ、メロン、米どころならではのおにぎりなど、会員企業の北海道らしい旬の食材が用意され、伝統あるアイヌ古式舞踏も披露されました。
2日目は、各分科会の座長報告で学びを共有。続いて、クリエイティブオフィスキュー・鈴井亜由美社長が『北の大地に育まれて「企業理念は北海道を愛すること」』をテーマに講演し、「まずは一番近くの人を幸せにする。その幸せの輪を北海道から全国に広げたい」という力強い語りに参加者は引き込まれました。
さらに、北海道各地の会員企業の自慢の逸品を揃え、ビジネスマッチングを行った見本市「メッセ北海道」が2日間にわたり開催され、北海道の魅力、底力を随所に感じる交流会となりました。
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