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障がい者雇用フォーラムを開催

2016.09.03(土)

同友会札幌支部と札幌市は11月9日、札幌エルプラザで8回目となる「2015障がい者雇用を通じて企業づくりを考えるフォーラム」を開催しました。当日は会員のほか、福祉や学校関係者ら約220人が参加しました。

事例報告は、さっぽろひかり福祉会で勤務する和田泰氏と施設長の小畑友希氏、聞き手は札幌支部障がい者問題委員会横山敏章委員長が務めました。

和田氏は医大を卒業後、研修医時代に精神障害を発症。9年前にさっぽろひかり福祉会と出会います。当初は利用者としてパンを製造していましたが、その後職員として雇用され現在は材料発注を担当し、相談員として支援する立場となりました。当事業所は地域からの信頼も厚く、道産小麦にこだわり約200種類のパンを製造しています。「和田さんの努力と、その成長を応援する施設側の姿勢が素晴らしい」と横山氏は結びました。

講演会では新潟同友会会員の総合フードサービス代表取締役長嶋信司氏が「未来を紡ぐ。障がいは個性。誰もが働きやすい職場づくりを」をテーマに、試行錯誤しながらの自社実践を報告し、共感と勇気を与えました。

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