江別地区会11月例会 学校と企業との交流会
2018.12.07(金)

江別地区会は11月27日に北海道野幌高校で例会を開催しました。
学校と企業が「お互い知ることから始めよう!」ということで生まれた今回の11月例会「学校と企業との交流会」。地元に働きやすい・魅力ある企業があるのに多くの子どもたちは、知らないまま高校や大学等を卒業して就職活動をする。お互いに「もったいない!」。野幌高校の先生を始め、教頭先生・進路の先生方と江別地区会の共育委員会のメンバーが何度も打ち合わせを重ねて実現しました。
例会は第一部:学生との交流と第二部:教職員との交流の二部構成で開催しました。

第一部は北海道中小企業家同友会札幌支部江別地区会が二学年の授業に協力させて頂くという過去に類を見ない連携でした。野幌高校の体育館を会場に、23の企業・団体がブースを作りました。野幌高校2年生(200人弱)が1ブース20分×4回各ブースをまわりました。そこで自社の紹介や働き方・生き方等の話を企業側が行い、高校生は非常に熱心に聞き入り率直な質問を投げかけました。また、高校生だけでなく先生方も熱心に身を乗り出して企業側の話を聞いていました。
第二部は高校の先生方と企業との意見交流会でした。会場を野幌高校会議室に移し、企業側・高校側から各1名ずつが情報提供ということでそれぞれの取組について報告し合い、知り合いました。企業側からは前田昭二さん(有限会社機弘社 代表取締役・同友会江別地区会副会長)が高校生の採用状況や同友会の地元に根差した取り組みについて話題提供しました。

学校側からは、進路指導部長の舩田先生から話題提供がありました。高校生の最近の傾向として地元志向が強いこと。毎年80人くらい就職希望者がいること。求人が1000社以上あり、多すぎて高校生も先生方も「聞いたことがある企業」や「いわゆる大企業」を選んでしまいがちな現状についてざっくばらんにお話頂きました。
その後、意見交流ということで参加者から様々な意見が出されました。「先生方もインターンシップに来てみては!?」というユニークな意見から「学校でこう教えているのだが間違いはないだろうか。意見を聞かせて欲しい。」という率直な思いまで活発な意見交流となりました。
今後とも継続して連携を重ねていくことを約束して、閉会となりました。
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